【ナノテク15】牛の骨でタイヤができる!?…宮崎県工業技術センター、開発・製品化へ

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宮崎県工業技術センターが考える牛骨から工業製品へのイメージ
宮崎県工業技術センターが考える牛骨から工業製品へのイメージ 全 1 枚 拡大写真

宮崎県工業技術センターはユニークな研究開発を行っている。なんと牛の骨を利用してタイヤをつくろうというのだ。しかも、2年後にはそのタイヤができるという。

「宮崎県は畜産県で、肉牛については全国3位を誇っているんです。そのため、骨も大量に出ていて、その利用方法を3年ほど前から研究してきました。これまでは骨粉にして肥料として使ってきましたが、それでは付加価値もないので、なんとか付加価値の高い工業製品をということで、タイヤに目をつけたのです」と同センターの関係者は話す。

というのも、牛の骨の粉末からつくり出したリン酸カルシウム系微粒子がタイヤの原料として使えるからだ。しかも、コストは従来のものよりも安くできるそうで、現在、地元企業と製品化に向けた開発を進めている。

「牛の骨以外にも、豚や鳥の骨でも同じような研究開発をしています。なにしろ、豚は全国2位、鳥は全国1位ですからね」。

これまで二束三文だったものが、利益のあるビジネスに生まれ変わるかもしれないということで、地元の期待も大きいようだ。

《山田清志》

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