富士重の第3四半期決算…世界販売台数・売上・利益ともに過去最高を記録

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富士重工業は2月4日、2014年4-12月期(第3四半期累計)の連結決算を発表した。

それによると、売上高は2兆0607億円(前年同期比+20.6%)、営業利益は3102億円(+32.9%)、経常利益は2884億円(+30.2%)、当期純利益は1904億円(+4.9%)だった。

スバル車の国内販売は、『レヴォーグ』や『WRX』などの新型車は順調に進捗しているものの、消費税増税の影響などにより、軽自動車、登録車ともに前年を下回り、前年同期比14.5%減の10万6000台となった。一方、海外販売は『フォレスター』が引き続き好調だったことに加え、『レガシィ』やWRXなど新型車が好調に推移し、海外合計では同18.8%増の55万8000台となった。その結果、全世界合計の販売台数は同11.8%増の66万4000台となった。

連結売上高は、販売台数の増加と為替変動等により大幅に増加。連結損益も、諸経費や試験研究費の増加を、販売台数の増加や為替変動、原価低減の進捗等によりカバーし、増益。全世界販売台数、海外販売台数、連結売上高、各利益段階のいずれも第3四半期累計期間として過去最高となった。

通期連結業績見通しは、前回計画に対して想定為替レートなどを見直し、情報修正。連結売上高2兆8500億円(+700億円)、営業利益4100億円(+280億円)、経常利益3920億円(+220億円)、当期純利益2530億円(+120億円)とした。全世界販売台数、海外販売台数、連結売上高、各利益段階のいずれも過去最高となる見通し。

《纐纈敏也@DAYS》

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