トヨタ、通期営業利益を2兆7000億円に上方修正

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トヨタのハイブリッド車、アクア、プリウス、カムリ
トヨタのハイブリッド車、アクア、プリウス、カムリ 全 4 枚 拡大写真

トヨタ自動車は2月4日、2015年3月期の4-12月決算を発表するとともに、通期予想を上方修正した。連結営業利益は従来比2000億円多い2兆7000億円(前期比18%増)とし、2期連続で最高になる。

通期の連結世界販売は900万台(1%減)と、日本やアジアなどの不振を反映し、従来比で5万台下方修正した。だが、為替レートの見直しにより、中間期時点より1750億円の営業利益積み増しとなった。通期の前提レートは1ドル109円と従来比で5円の円安に見直した。

通期の純利益も2期連続の最高となる。今回、1300億円増額の2兆1300億円(17%増)に修正した。都内で記者会見した佐々木卓夫常務役員は「持続的成長に向け、(世界販売)1000万台を支える経営基盤づくりに1歩1歩取り組んでいきたい」と述べた。

4-12月期の営業利益は2兆1148億円(前年同期比14%増)と、同期では過去最高だった。

《池原照雄》

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