米国の自動車大手、FCA (フィアット・クライスラー・オートモービルズ)US(旧クライスラーグループ)は2月3日、2014年通期(1‐12月)の決算を明らかにした。
同社の発表によると、売上高は830億5700万ドル(約9兆7940億円)。前年の721億4400万ドルに対して、15.1%増と伸びた。
また、調整後の純利益は、23億8500万ドル(約2810億円)。前年の18億1900万ドルに対して、31.1%の増益を達成する。
好決算となった要因が、地元の米国での好調な新車販売。2014年の世界新車販売は、前年比15%増の280万台。このうち、米国は209万0639台を売り上げ、2006年に次ぐ記録。前年比は16%増で、5年連続で前年実績を上回った。
なお、2014年第4四半期(10-12月)の決算は、売上高が、前年同期比8.3%増の229億5300万ドル(約2兆7065億円)。調整後の純利益は、前年同期に対して、1.5%増の6億6900万ドル(約790億円)と、公表されている。