【F1】フェラーリのライコネンがトップ、ホンダも周回重ねる…ヘレステスト4日目

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4日目トップのライコネン(左)と、ホンダエンジンで周回を重ねるバトン(右)
4日目トップのライコネン(左)と、ホンダエンジンで周回を重ねるバトン(右) 全 12 枚 拡大写真

スペインのヘレスサーキットで行なわているF1プレシーズンテストは最終日となる4日目を迎え、フェラーリ『SF15-T』を駆るキミ・ライコネンがトップタイムを記録した。

この日もハーフウエットのコンディションでテストが開始され、お昼あたりからドライコンディションに変わり各車ペースアップ。ライコネンは106周を走破しベストタイムは1分20秒841を記録。ピレリが持ち込んだソフトタイヤを使用してのタイムということもあり、この4日間で最も速いラップを刻んだ。

2番手にはマーカス・エリクソン(ザウバー)が入り、こちらも112周を走破。4日連続でフェラーリのパワーユニットを使用する2台が上位を独占する結果に。今後ライバル勢の動きも気になるが開幕戦での活躍が期待できそうだ。

3番手には2014年王者のルイス・ハミルトン(メルセデス)が続いた。この日も117周と最も多く周回を重ね、タイムは1分22秒172だった。

注目のマクラーレン・ホンダ。4日目はジェンソン・バトンが担当した。この日はドライコンディションでペースアップも試み、ベストタイムは1分27秒660。35周を走ってヘレステストを終えた。4日間を通してトラブルに見まわれ続けた陣営だが、着実に前進をみせた1日だった。

ヘレスで行われた今季最初の合同テストは終了。次回はスペイン・バルセロナにあるカタロニア・サーキットに舞台を移し、19~22日の4日間で開催される予定だ。

2015 F1ヘレステスト4日目結果
1.キミ・ライコネン(フェラーリ)1分20秒841(106周)
2.マーカス・エリクソン(ザウバー)1分22秒019(112周)
3.ルイス・ハミルトン(メルセデス)1分22秒172(117周)
4.マックス・フェルスタッペン(トロ・ロッソ)1分22秒553(97周)
5.フェリペ・マッサ(ウイリアムズ)1分23秒116(73周)
6.ロマン・グロージャン(ロータス)1分23秒802(53周)
7.ダニール・クビアト(レッドブル)1分23秒975(64周)
8.ジェンソン・バトン(マクラーレン)1分27秒660(35周)

《吉田 知弘》

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