日産田川常務、15年の中国販売は「130万台以上狙う」
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日産は日本メーカーでは中国販売で首位を維持しているものの、14年の実積は約122万台(前年比0.5%増)と低迷した。田川常務は昨年の状況について「商用車の需要が厳しかったほか、当社は乗用車の新モデルがなかった」と分析。これに対して今年は日産ブランドで3車種の新型車を投入するなど、攻めの構えに転じるという。
インフィニティブランドでも昨年の現地生産着手に続き、今年も現地化を推進する計画。田川常務は「当社にとって中国市場が重要との位置付けは一切変わらない。台数、収益とも引き上げていきたい」と、強調した。
《池原照雄》