中国新車販売、7.6%増の232万台…日系3社ではトヨタと日産が2桁増 1月

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トヨタ カローラ(北京モーターショー2014)
トヨタ カローラ(北京モーターショー2014) 全 3 枚 拡大写真

中国汽車工業協会は2月10日、中国における1月の新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は、231万9600台。前年同月比は7.6%増と、23か月連続で前年実績を上回った。

中国の新車販売は2014年3月以降、11月まで、ひと桁台の伸び率が続いていた。12月は、前年同月比12.9%増と、2桁増に回復したものの、1月は7.6%増と、再び伸び率がひと桁台に鈍化した。ただし、1月実績の231万9600台は、3か月連続の200万台超え。

日系メーカー3社の1月実績では、トヨタが約9万4700台を販売し、前年同月比は10.6%増と、6か月連続の前年実績超え。今夏モデルチェンジした主力セダンの『カローラ』と、新型車の『レビン』の販売が、引き続き好調。

日産自動車は、約11万6400台を販売。前年同月比は22.2%増と、7か月ぶりに前年実績を上回った。これは、乗用車の主力セダン、『シルフィ』をはじめ、新型SUVの『エクストレイル』などの販売が好調だったため。

ホンダは5万9065台を売り上げ、前年同月比は6.6%減と、2か月ぶりに前年実績を下回った。そんな中、広汽ホンダでは、『フィット』が新型投入により、前年実績の4.2倍の7380台と伸びた。一方、東風ホンダでは、小型MPVの『ジェイド』が15.8%減の3436台と、2か月ぶりに減少。

中国の2014年新車販売は、前年比6.9%増の2349万1900台。2年連続で2000万台を超えるとともに、米国を上回り、6年連続で世界一に君臨している。

《森脇稔》

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