ヤマハ発動機、今12月期の営業利益は38%増の1200億円を予想

自動車 ニューモデル 新型車
ヤマハ発動機 柳 弘之 社長(参考画像)
ヤマハ発動機 柳 弘之 社長(参考画像) 全 2 枚 拡大写真

ヤマハ発動機は2月12日、2014年12月期の連結決算を発表するとともに、今期(15年12月期)の予想を公表した。今期営業利益は38%の増益となる1200億円を見込んだ。

【画像全2枚】

今期の二輪車出荷は前期比8%増の628万台を計画している。近年では過去最多だった11年の690万台に次ぐ水準となる。主力のアジアでは、市場の低迷などで5%減となった前期実積から9%多い526万台を目指す。

販売増の効果や二輪車へのプラットフォーム導入などがもたらすコスト低減で大幅増益を図る。今期の純利益は11%増の760億円を予想した。14年12月期の営業利益は全事業領域での増収を受け、872億円(58%増)となり、15年12月期を最終とする中期計画の目標値800億円を1年前倒しで達成した。

都内で記者会見した柳弘之社長は今期について「今期末までの現行中期計画の成果獲得を最大化し、次期中計へのステップアップを図る年にしたい」と話した。好業績により、14年12月期の年配当は前期から14円増配の40円とする。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱自動車の営業利益81%減、赤字92億円 2025年度上半期決算
  2. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  3. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  4. トヨタ『ハイラックス』新型、11月10日にタイで世界初公開へ
  5. 【トヨタ ランドクルーザーFJ】「ランクルらしさ」と“サイコロ”を融合した小さいランクル、デザインの肝
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る