ヤマハ発動機の通期決算、営業益58.2%増…各事業の販売好調、円安も寄与

モーターサイクル 企業動向
ヤマハ・MT-07(参考画像)
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ヤマハ発動機は2月12日、2014年12月期の連結決算を発表した。

それによると、売上高は1兆5212億万円(前年比+7.9%)、営業利益は872億円(同+58.2%)、経常利益は973億円(同+61.9%)、純利益は685億円(同+55.4%)となった。

二輪車事業は、先進国市場やインドで新商品投入などにより販売は増加したが、アセアンでは総需要減少、新商品の本格投入前で販売が減少。事業全体の販売台数は前年比4%減の580万台となった。しかし売上高は、先進国・インド等での増加が、アセアンでの減少を上回り、全体で増収。営業利益も増収・コストダウン・円安効果等が、新興国通貨安影響・開発費等の増加を上回り、増益となった。

また、マリンや特機、産業用機械・ロボットなど他事業も大幅な増収増益となり、全体では58.2%の営業増益となった。

次期連結業績見通しについては、二輪事業やマリン事業でのラインアップ拡充計画などを織り込み、売上高を今期比11.8%増の1兆7000億円とした。収益項目は、営業利益1200億円(同37.5%増)、経常利益1230億円(同26.4%増)、純利益760億円(同11.0%増)とした。

《纐纈敏也@DAYS》

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