2月12日、米国で開幕したシカゴモーターショー15。マツダのブースでは、新型『ロードスター』の北米仕様車に搭載される2.0リットルエンジンのスペックが発表された。
新型ロードスターの北米仕様車には、日本向けの1.5リットルではなく、「SKYACTIV-G」の2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジンが搭載されることが決定済み。シカゴモーターショー15では、そのスペックが、最大出力155hp、最大トルク20.5kgmと公表されている。
日本向けの1.5リットル直列4気筒ガソリン「SKYACTIVE-G」エンジンの場合、最大出力は131ps、最大トルクは15.3kgm。北米向けの2.0リットルは、これを24ps、5.2kgm上回った。
また、北米仕様のトランスミッションは、「SKYACTIV-MT」と呼ばれる6速MTのほかに、6速ATも選択可能、と発表されている。
新型ロードスターの世界3大市場は、日本、欧州、米国。このうち、日本と欧州は1.5リットル、米国は2.0リットルと、市場の特性や顧客の嗜好に合わせたエンジンが搭載されることになる。