ホンダ伊東社長、エアバッグの調査リコール加速を強調

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ホンダ伊東孝紳社長(13日)
ホンダ伊東孝紳社長(13日) 全 2 枚 拡大写真

ホンダの伊東孝紳社長は2月13日、旭川市で記者団の取材に応じ、タカタ製エアバッグのリコール問題について「(世界で)いわゆる調査リコールを早めていきたい」と述べ、原因究明も目的としたリコールの加速を改めて強調した。

この問題について伊東社長は「(不具合の)原因が分からないので、いかに早く進めるかに、われわれは準備して取り組んいる」と述べた。タカタ製エアバッグを巡ってホンダが世界で実施するリコールは、約1430万台に及ぶ。このうち、およそ半数が、原因究明を主目的にホンダが計画している調査リコールとなる。

国内外で約10社の自動車メーカーがこのリコールの対象となっており、交換部品であるインフレーター(膨張装置)の生産もひっ迫している。このため、伊東社長はタカタ以外のメーカーからもインフレーターの調達促進を進めていると明らかにした。

一方、タカタへとの関係ついては、「調査リコールを推進するにはタカタさんの協力が必要。“支援”というかは別として、協力していかねばならない」とし、タカタの経営状況は注視していく意向を示した。

《池原照雄》

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