ホンダ伊東社長、エアバッグの調査リコール加速を強調

自動車 ビジネス 企業動向
ホンダ伊東孝紳社長(13日)
ホンダ伊東孝紳社長(13日) 全 2 枚 拡大写真

ホンダの伊東孝紳社長は2月13日、旭川市で記者団の取材に応じ、タカタ製エアバッグのリコール問題について「(世界で)いわゆる調査リコールを早めていきたい」と述べ、原因究明も目的としたリコールの加速を改めて強調した。

【画像全2枚】

この問題について伊東社長は「(不具合の)原因が分からないので、いかに早く進めるかに、われわれは準備して取り組んいる」と述べた。タカタ製エアバッグを巡ってホンダが世界で実施するリコールは、約1430万台に及ぶ。このうち、およそ半数が、原因究明を主目的にホンダが計画している調査リコールとなる。

国内外で約10社の自動車メーカーがこのリコールの対象となっており、交換部品であるインフレーター(膨張装置)の生産もひっ迫している。このため、伊東社長はタカタ以外のメーカーからもインフレーターの調達促進を進めていると明らかにした。

一方、タカタへとの関係ついては、「調査リコールを推進するにはタカタさんの協力が必要。“支援”というかは別として、協力していかねばならない」とし、タカタの経営状況は注視していく意向を示した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  2. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  3. 日産ブースはマンガ文化に着想、主役は『エルグランド』新型…ジャパンモビリティショー2025
  4. レクサス『IS』改良新型、新フェイスの実車を初公開…米国仕様は「F SPORT」のみ
  5. 『ジムニー』に収納スペースをプラス! カーメイトから「ジムニー専用 助手席下収納バッグ」が発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る