BMWグループのMINIの『クーペ』と『ロードスター』。両車が、生産を終了することが分かった。
これは2月12日、MINIが明らかにしたもの。同ブランドは、「MINIのクーペとロードスターの生産を、終了することを決定した」と公表している。
MINIのクーペとロードスターは、拡大戦略を続けるMINIブランドが、相次いで発売した新型車。MINIクーペは2011年6月、そのオープン版のMINIロードスターは2011年10月、それぞれ欧州で発表された。
欧州での発表から、4年足らずで生産終了が決まった両車。その理由について、MINIは、「英国オックスフォード工場の生産能力を、人気の高い3ドアハッチバックと5ドアハッチバックに振り向けるため」と説明する。
今後、MINIは、オープンモデルに関しては、ハッチバックベースのMINI『コンバーチブル』に注力。SUVのMINI『クロスオーバー』と、その2ドア版の『ペースマン』については、引き続きラインナップしていく。