ヤマハとヤマハ発動機は、3月12日から4月12日(現地時間)まで、仏サンテティエンヌ市で開催される「第9回サンテティエンヌ国際デザインビエンナーレ 2015」に参加し、3月12日から3月22日まで共同出展を行う。
ヤマハの企業ブース出展としては2013年に引き続き2回目、ヤマハ、ヤマハ発動機の共同では初めての出展となる。
今回の出展テーマは、「プロジェクト アーメイ」。同プロジェクトでは、普段楽器をデザインするヤマハとモーターサイクルなどをデザインするヤマハ発動機の各デザイン部門が、互いのデザインフィールドを交換。生産・商品化の制約に縛られることなく、それぞれの作法や考え方でデザインを提案する。「ヤマハ」というブランドを共有する両社が互いを「鏡」と見立て、デザインを通じて互いを映し出すことで、相互に刺激を与えあうと同時に両社に共通する「ヤマハらしさ」を見出すことを目的としている。
今回のデザインイベントでは、ヤマハが馬をモチーフに、人と自然と乗り物の一体感を目指したモーターサイクル「ルート」、充電スタンドに設置し、自らペダルを漕いで充電する電動アシスト自転車「O±O」を出展する。
一方ヤマハ発動機は、ドラム楽器の中で暴れまわるように演奏できる球体「RAIJIN(God of the Thunder)」と、モーターサイクルの2人乗りさながらの奏法が楽しめるマリンバ 「FUJIN(God of the Wind)」を出展する。