JAF、ながらスマホの危険性を検証…実験動画をウェブで公開

自動車 社会 社会
歩行者編の「ながらスマホ」検証
歩行者編の「ながらスマホ」検証 全 5 枚 拡大写真
JAF(日本自動車連盟)は、歩行中や自転車乗車中のスマホ操作「ながらスマホ」の危険性を検証した動画「ながらスマホの危険(歩行者編及び自転車編)」をホームページに公開した。

実験は、愛知工科大学工学部の小塚一宏教授監修のもと、モニター(20代~30代の男女4名)にアイマークレコーダー(視線計測装置)を装着し、スマホの「あり」と「なし」で視線の違いや特徴を比較した。

歩行者編では、対向してくる歩行者と衝突したケース(1人)や前を横切った親子に衝突しそうになったケース(4人)が発生。モニター全員が接触しそうになった相手に回避行動を取らせた。また、自転車編では、子どもマネキンに衝突したケース(4人)や赤信号を見落とし通過したケース(2人)があった。

検証の結果から、小塚教授は「ながらスマホは、視線が画面の文字や動画に集中して釘付けになることで、前方や左右に視線が配られないため周辺の認識が困難となる。歩行者などに衝突する危険性があり、なおかつ自転車乗車時では体勢が不安定となるうえ、相手への衝突の危険性や加害度合が高くなる」と指摘。JAFでは、「ながらスマホ」を事故につながる大変危険な行為だとし、注意を呼びかけている。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  2. さらなる人馬一体へ!NDロードスター用「リビルトエンジン」発売、価格は65万7800円
  3. ホンダ『フリード』がニューレトロに!? ダムドが専用ボディキットのデザインを先行公開 発売は2025年冬
  4. メルセデスベンツ『Gクラス』、オープン「カブリオレ」復活へ
  5. マツダの新型SUV『EZ-60』すでに4万台の予約殺到! SNSでは「マツダ復権か??」「日本でも売るべき」など話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る