ミシュラン、販売量0.7%増を確保も営業利益は2.9%減の21億7000万ユーロ…2014年12月期決算

自動車 ビジネス 企業動向
ミシュラン・ラティチュード スポーツ 3
ミシュラン・ラティチュード スポーツ 3 全 1 枚 拡大写真

ミシュランは、2014年12月期の連結決算を発表。営業利益は前年比2.9%減の21億7000万ユーロ(約2944億円)の減益となった。

北米および中国市場の堅調な成長に支えられ、販売量は0.7%の微増を確保したものの、売上高は、同3.4%減の195億5300万ユーロ(約2兆6534億円)となった。

価格ミックスおよび原材料価格の変化、競争力強化計画による増益が、生産コストや諸経費へのインフレ影響を吸収したものの、営業利益は前年比2.9%減となった。

税引前当期純利益は同0.9%増の19億9100万ユーロ(約2702億円)、純利益は同8.5%減の10億3100万ユーロ(約1399億円)だった。

2015年は北米・中国など成長市場、需要が低迷する東南アジア市場での回復を図り、販売成長を目指していく。

ジャン=ドミニク・スナール最高経営責任者は「昨年度の業績は、グループの力強い経営基盤にさらなる確証を与えるものだった。今年度は、新たなミシュランブランド製品および刷新した他ブランドラインナップの発売など、成長推進力強化に力を注いでいく」と語った。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『エクストレイル』e-POWER が走行不能に!…土曜ニュースランキング
  2. 日産『エクストレイル』e-POWERの9197台でリコール…発電停止と走行不能のおそれ
  3. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
  4. 「ヤリクロ超えたのでは?」スズキ『クロスビー』のフルモデルチェンジ級進化に「最近スズキすげぇな」などSNS興奮
  5. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る