VW、米国の充電インフラ整備に投資…ゴルフ EV 普及へ

エコカー EV
フォルクスワーゲン e-ゴルフ
フォルクスワーゲン e-ゴルフ 全 3 枚 拡大写真
欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンの米国法人、フォルクスワーゲンオブアメリカは2月10日、EVの充電インフラの整備に、1000万ドル(約12億円)を投資すると発表した。

フォルクスワーゲンは市販EVとして2014年11月、米国の一部州で『ゴルフ』のEV、『e-ゴルフ』を発売。今回の投資により、e-ゴルフの米国での普及を後押しする。

1000万ドルの投資は2016年にかけて、実行する計画。米国西海岸と東海岸を中心に、充電ステーションの整備を行い、およそ100か所の急速充電ステーションの設置を目指す。

e-ゴルフのEVパワートレインは、モーターが最大出力115ps、最大トルク27.5kgmを発生。二次電池は、蓄電容量24.2kWhのリチウムイオンバッテリー。動力性能は、0-100km/h加速10.4秒。急速チャージャーを使えば、80%のバッテリー容量を30分で充電可能。

フォルクスワーゲンオブアメリカのJorg Sommer副社長は、「自動車メーカーは米国のドライバーのニーズを満たすEVを届けてきた。我々は米国政府の支援を受けながら、急速充電ネットワークを整備していく」と述べている。

《森脇稔》

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