【マツダ ロードスター プロトタイプ 公開】コックピット感を演出したインテリア

自動車 ニューモデル 新型車
マツダ ロードスター(9月4日 日本での発表会)
マツダ ロードスター(9月4日 日本での発表会) 全 8 枚 拡大写真

マツダが公開した『ロードスター』のプロトタイプ、そのインテリアは、ドライバーが“コックピット感”を感じられるようにデザインされている。

デザイン本部プロダクションデザインスタジオインテリアデザイングループの小川正人さんによると、コックピット感を演出するために、「ドライバーに対して(メーター周りは)対称なデザインにしている」という。それにより、ドライバーがコックピットの中央にいるという意識が持てるのだ。

ドライバーの前にあるメーターやエアコンの吹き出し口などは左右非対称のデザインがほとんどだ。しかし、新型ロードスターの場合は、ドライバーの正面にメーターがあり、その左右にエアコンの吹き出し口がレイアウトされ、左右対称になっている。

小川さんは、「それによって、運転している時のクルマの姿勢も分かりやすくなると同時に、ドライバーがクルマの中心で操っているという意識を持ちやすくなるのだ」とし、デザインからもクルマの軽快感やドライバビリティを感じさせていることを語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  5. 軽EV市場に新顔登場、ホンダ『N-ONE e:』と競合する車種
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る