【F1 日本GP】観戦シート紹介…S字か逆バンクか、選択肢が多さ魅力のD席 3月7日チケット発売

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S字コーナーを駆け抜けるF1マシン
S字コーナーを駆け抜けるF1マシン 全 11 枚 拡大写真

9月25~27日に開催される「F1日本グランプリ2015」。観戦チケットは3月7日から販売が開始される。

鈴鹿サーキットでは来場するファンそれぞれの観戦スタイルに合わせて多数の種類のチケットを販売。細かいニーズに応えることができる一方で、初めてのファンにとってはどれを選べば良いか悩んでしまうだろう。

そこで日本GP観戦チケットの内容、メリットを数回にわけて紹介していく。今回はS字と逆バンクのD席だ。

多くのF1ドライバーが世界中の中で最もチャレンジングなコースの一つと賞賛している鈴鹿サーキット。その中でも特に難しいと言われているのがS字から逆バンクの区間だ。常に中速域のスピードを保ったま左、右と連続してカーブしていかなければならない。コーナーが連続しているため、どこかでミスをすれば、その影響が後のコーナー全てに響いてしまうほどシビアなセクション。このため昔からS字ではクルマやドライバーの技量の違いがはっきり現れると言われている。

それを目の前で観戦できるのがD-5席だ。直前の2コーナーからS字の2つのコーナーまでを一望でき、大型ビジョンも設置予定だ。隣のD-4席もS字を観ることは可能だが、少し位置が遠い。各チームのマシンの挙動の違いを細かく観てみたいというツウなファンの方にはお勧めの席だ。

S字の次に登場する逆バンク。通過スピードで比べるとこちらが若干遅いが、コースとの距離も近く迫力も十分。S字同様にここをスムーズに抜けられるかがポイントになるため、比較的人気薄なエリアではあるものの、観てみると面白いコーナー。大きな違いは大型ビジョンがなく、レース展開を把握するのが難しいこと。

しかし、価格は1万8600円と指定席エリア全体でみても安価で、スタンド裏には全国のご当地グルメの屋台が建ち並ぶ休憩スポット「逆バンクオアシス」があり、観戦環境という点では充実している。

今年新設される「西エリアチケット」は1万円を切るチケットとして注目を集めているが、該当エリアまで遠いのが難点。その点GPスクエアからのアクセスも便利でスタンド裏には逆バンクゲートもあり行き帰りの際は重宝するだけでなく、何より指定席なので自分の座席が確保されている。初めてレース観戦に行く方で、できるだけチケット料金は安価で抑えたいという方は、ここがお勧めだ。

価格はS字コーナー側のD-4、D-5席は3万8100円(大人)。逆バンク側のD-1、D-2、D-3席は1万8600円(大人)。大学生・高校生用の料金設定もあり、さらに安くチケットを購入できる。

《吉田 知弘》

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