肥薩おれんじ鉄道、『おれんじ食堂』時刻を大幅変更…3月14日ダイヤ改正

鉄道 企業動向

肥薩おれんじ鉄道は2月21日、ダイヤ改正を3月14日に実施すると発表した。観光列車『おれんじ食堂』の運行時刻を大幅に変更するほか、新たに低速列車『ゆうゆうトレイン』の運行を開始する。

『おれんじ食堂』は、九州西海岸沿線の旬の食材による料理を車内で楽しめるレストラン列車。2013年から運行を開始し、車両は肥薩おれんじ鉄道線の普通列車で運用されているHSOR-100形気動車の改造車2両(HSOR-114・116)を使用している。

新しい運行時刻は、「ブレックファスト」を提供する1便が出水7時53分発~新八代9時39分着、「スペシャルランチ」を提供する2便が新八代10時08分発~川内14時19分着、「クルージングディナー」を提供する3便が川内14時52分発~新八代18時36分着、ワンドリンクとおつまみ付きの「おれんじバー」を営業する4便が新八代18時41分発~出水20時06分着になる。

このうち3便は、川内~出水間で「アフタヌーンティー」または「昼食」を提供するプラン、出水~新八代間で「サンセットディナー」を提供するプランも用意されている。3月14日の改正に伴う変更だが、いずれの列車も3月14・15日は運休になる。

主な食事付きプランの料金(大人)は、「ブレックファスト」が9500円、「スペシャルランチ」「クルージングディナー」が2万1000円、「おれんじバー」が3800円。乗車のみの場合は、運賃のほかに座席指定料金(大人1400円・子供700円)が必要になる。

このほか、土曜・休日に約35km/hのゆったりとした速度で走る『ゆうゆうトレイン』の運行を開始する。運行時刻は八代10時32分発~出水13時01分着、出水13時09分発~八代15時31分着、出水9時34分発~川内11時38分着、川内12時39分発~出水14時48分着。いずれも各駅停車でラッピング車両を使用して運行するが、どのラッピング車を使用するかは「当日のお楽しみ」としている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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