マレーシアのインフレ予想、エコノミストらが下方修正

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア(イメージ)
マレーシア(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

今年1月の消費者物価指数(CPI)が5年ぶりの低水準である1.1%にとどまったことを受け、エコノミストらが今年のインフレ率予想を次々に下方修正している。

ただ原油価格や電気料金の変更、4月に施行される物品・サービス税(GST)の影響、リンギ安などの不確定要素が多いことから予想値はバラつきが出ている。

メイバンク・インベストメント・バンク(メイバンクIB)は、従来予想の4%から3-4%に下方修正したが、GSTがインフレを誘発する要素になるとしている。

関税局が1月に発表した課税及び非課税品目のリストによると、1852品目の13%のみがゼロ税率で、残りは6%の課税対象となっており、このことから現行の売上税及びサービス税(SST)と比べてより税収基盤が広いと分析している。また、GSTを導入している他の国でもインフレへの影響は見られていることから導入後はインフレが上昇するとみている。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. 日本にはないアバルトの高性能SUV、『パルス アバルト』が大胆イメチェン!
  3. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  4. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  6. 「ダークが似合う」新型ハリアーが話題に、特別仕様「ナイトシェード」のシリーズ化に期待の声も
  7. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  8. 「燃費28km/Lって、凄い!」スバルの小型SUV『レックス』にHV登場、中身がダイハツ車であることに驚きの声も
  9. VW史上最も安価なEV、『ID.2』の量産ボディを激写! 価格は2万5000ユーロ以下?
  10. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る