【ジュネーブモーターショー15】アウディ R8 新型、発表…5.2リットルV10は610hp

自動車 ニューモデル 新型車
アウディ R8 新型
アウディ R8 新型 全 6 枚 拡大写真

ドイツの高級車メーカー、アウディは2月26日、新型『R8』の概要を明らかにした。実車は3月3日、スイスで開幕するジュネーブモーターショー15で初公開される。

現行R8は初代モデルで、2006年に発表。アウディのフラッグシップスポーツカーが、R8。ジュネーブモーターショー15では、初代誕生からおよそ9年を経て、R8が2世代目へモデルチェンジを果たす。

初代R8の特徴でもあるアルミを使用したASF(アウディ・スペース・フレーム)構造は、2代目にも継承。新型では、アルミとCFRP(カーボンファイバー強化樹脂)の複合素材を用い、さらなる軽量化を追求する。新型の最上級グレードの車両重量は1454kg。現行比で50kg軽い。

ミッドシップに搭載されるエンジンは、自然吸気の直噴5.2リットルV型10気筒ガソリン「FSI」の進化版のみ。現行型に用意される4.2リットルV8は、新型には設定されない。駆動方式は4WDのクワトロの最新版。トランスミッションは、7速Sトロニック。

この5.2リットルV10には、2種類のチューニングが存在。標準グレードの「R8 V10」では、最大出力540hp、最大トルク55.1kgmを発生する。0‐100km/h加速は3.5秒、最高速は323km/h。

「R8 V10プラス」では、5.2リットルV10は、最大出力610hp、最大トルク57.1kgmへ引き上げられた。0‐100km/h加速は3.2秒、最高速は330km/hと、世界屈指のパフォーマンスを実現している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
  2. スバル初の小型クロスオーバーEV『アンチャーテッド』正式発表、2026年発売へ
  3. 大成建設、高速走行中の給電に成功、EV向け「無線給電道路」の実証実験で[新聞ウォッチ]
  4. 車内すっきり! ワンタッチでCarPlayがワイヤレスに、「OTTOCAST MINI」発売
  5. エブリイ&ハイゼットオーナー必見! 最新便利アイテムをレビュー[特選カーアクセサリー名鑑]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る