北越急行、超快速の出発式開催…記念切符も販売

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北越急行は在来線特急『はくたか』に代わる速達列車として超快速『スノーラビット』を運行する予定。初日の3月14日に十日町駅で出発式を行う。写真は十日町駅のほくほく線ホーム。
北越急行は在来線特急『はくたか』に代わる速達列車として超快速『スノーラビット』を運行する予定。初日の3月14日に十日町駅で出発式を行う。写真は十日町駅のほくほく線ホーム。 全 2 枚 拡大写真

六日町(新潟県南魚沼市)~犀潟(上越市)間59.5kmのほくほく線を運営する北越急行は3月14日、超快速『スノーラビット』の運行開始にあわせ、十日町駅(十日町市)で出発式と記念切符の販売を行う。

『スノーラビット』は、3月14日のダイヤ改正に伴い運行を開始する超快速列車。運行区間はJR線への乗入れ区間を含む越後湯沢~直江津間で、運行本数は上下各1本。このうち越後湯沢発の列車は、えちごトキめき鉄道の妙高はねうまラインにも乗り入れて新井駅まで運行する。越後湯沢~直江津間の途中停車駅は十日町駅だけで、直江津~新井間は各駅に停車。所要時間は越後湯沢~直江津間が57~58分になる。

出発式は3月14日の9時25分から45分まで実施。北越急行社長や十日町市長、新潟県の女性アイドルグループ「Negicco」が出席し、くす玉割りやテープカット、出発合図を行う。その後、10時から記念切符の発売を開始。発売額は1000円で、六日町~魚沼丘陵・美佐島~十日町・十日町~まつだい・ほくほく大島~虫川大杉・大池いこいの森~犀潟各区間の乗車券5枚セットになっている。発売期間は5月13日までの予定だが、3000セット限定発売となっており、売切次第発売を終了する。

このほか、北越急行の制服が3月14日から変更される。越後湯沢~北陸エリア間をほくほく線経由で結ぶ在来線特急『はくたか』は3月のダイヤ改正で廃止され、ほくほく線は地域輸送を行う超快速・快速・普通列車のみの運行となる。北越急行はこれを機に「地域の鉄道としての再スタート」を切るとしており、その一環として制服を変更することにした。

新しい制服のコンセプトは「『親しみやすさ』と『信頼』」「上品で清潔感がある」「子供たちから憧れられる」とし、基調色を黄色から青色に変更。夏用は明るい青、冬用は濃い青にする。3月14日の出発式では、Negiccoが新しい制服を着用して出席する予定。記念切符も新制服を着用したNegiccoでデザインされる。

《草町義和》

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