ボルボカーズの通期決算、営業利益は17.3%増…2014年

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ボルボカーズの主力車
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スウェーデンの高級車メーカー、ボルボカーズは2月26日、2014年通期(1‐12月)の決算を明らかにした。

同社の発表によると、2014年通期の売上高は1299億5900万スウェーデンクローナ(約1兆8625億円)。前年の1222億4500万スウェーデンクローナに対して、6.3%増加する。

一方、2014年通期の営業利益は、22億5200万スウェーデンクローナ(約323億円)。前年の19億1900万スウェーデンクローナから、17.3%の増加を果たす。

2014年の世界新車販売は、過去最高の46万5866台。前年比は8.9%増と、2年連続で前年実績を上回った。市場別では、信用不安を抜け出し、西欧が回復。2014年実績は24万3514台で、前年比は11.4%増とプラスに転じた。このうち、地元スウェーデンは17.4%増と、2年連続で増加。

一方、米国では2014年、5万6371台を販売。前年比は7.9%減と、2年連続のマイナス。米国を抜いたのは中国。その販売台数は8万1221台で、前年比は32.8%の大幅増となった。

車種別の2014年販売実績では、『XC60』が過去最高の13万6993台を売り上げ、前年比は20.2%の伸び。『V40』が、8.3%増の8万4771台でこれに続く。『S60』は28.1%減の4万4255台。『V60』は13.4%増の6万1977台。

ボルボカーズのホーカン・サムエルソン社長兼CEOは、「2014年の業績を振り返ると、将来に自信が持てる。どの尺度で見ても、ボルボカーズの業績は非常にいい」と述べている。

《森脇稔》

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