【SUPER GT】Audi Team Hitotsuyama…さらに充実した体制で今季もGT300に挑む

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
GT300を戦う #21「Audi Team Hitotsuyama」(写真は2014年シーズン)。
GT300を戦う #21「Audi Team Hitotsuyama」(写真は2014年シーズン)。 全 8 枚 拡大写真

SUPER GTシリーズに参戦している「Audi Team Hitotsuyama」は、2月25日に2015年参戦体制をリリース発表し、今季もリチャード・ライアン&藤井誠暢(とものぶ)のコンビが「Audi R8 LMS ultra」でGT300クラスに挑むことを明らかにした。

【画像全8枚】

GT300クラスは近年、BMWにメルセデス、そしてアウディというドイツ3大メーカーが本腰を入れてきつつあるカテゴリー。世界的に広く使われている市販GT3規定マシンのさらなる高性能化を図っているのは当然として、それを使ってGT300に参戦するチームを日本法人およびドイツ本国のレース部門等が支援するかたちも珍しくなくなってきているほどだ。この「Audi Team Hitotsuyama」も、Audi JapanとAudi Sportからのサポートを受けて戦う“GT300最前線チーム”のひとつである。

ドライバーはライアンと藤井で変わらず。ライアンはフォーミュラ・ニッポン(現スーパーフォーミュラ)とGT500の双方でチャンピオンになった経験をもち、藤井もGT300で長きに渡って上位の一角を占めてきたドライバーという、力量確かなコンビだ。マシンも「Audi R8 LMS ultra」、装着タイヤもヨコハマで不動。

強力かつ継続性をもったパッケージで今季を戦うAudi Team Hitotsuyamaだが、Audi JapanおよびAudi Sportからのサポートはさらに厚みを増す。近年の欧州におけるトップシリーズとして知られる「ブランパン GT シリーズ」でチャンピオンを獲得するなどしているアウディ系の強豪チーム、ベルギーの「WRT(W-Racing Team)」との提携関係が結ばれたのだ。

今季はAudi Team HitotsuyamaにSUPER GT全戦でWRTからもエンジニア・メカニックが派遣され、コラボレーションチームとして活動することになる。R8をよく知るWRTという頼もしい味方を得て、昨年まで以上に“ワークス”に近い体制を築いた今季のAudi Team Hitotsuyamaがどんな戦いを展開するか、これはシリーズのカギともなりそうな要素だ。

また25日の時点では、長距離戦における第3ドライバーに関しては後日発表となっていたが、27日に追加リリースがあり、Audi Sportのファクトリードライバー、ステファン・オルテリの起用が決定。500kmの第2戦富士と1000kmの第5戦鈴鹿では、ライアンと藤井に加えてオルテリが参陣する予定となった。

オルテリはルマン24時間レース総合優勝(1998年)の経験もある44歳のベテラン。ライアン&藤井にとっては心強い援軍となるだろう。また、他のドイツ車陣営にもファクトリー(ワークス)ドライバーのレギュラー参戦やスポット参戦という動きが出てきている昨今だけに、そういう意味での戦いの激化ぶりもファンには楽しみなところだ。

チームはオルテリも参加する岡山国際サーキットでの公式テスト(3月14~15日)を経て、同サーキットでの開幕戦(4月4~5日)に臨む。昨季は第4戦SUGOでの3位が唯一の表彰台だったAudi Team Hitotsuyamaだが、より充実度を増した体制で今季は優勝、そしてチャンピオンの座を狙ってゆく。

《遠藤俊幸》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 生活道路の法定速度が30km/hへ、9月1日から引き下げ---ここまで影響アリ
  2. アストンマーティン、世界最強のフロントエンジン市販車『Valen』発表…850馬力V12搭載
  3. Ken Okuyama Cars『kode89』を世界初公開、限定8台、初年度分は売約済み
  4. ドア&エアコン付きゴルフカート、国内初の100台規模導入…アコーディア・ゴルフとPGM
  5. 三菱の新型EV『ASX VR-e』、ピニンファリーナと台湾Foxtronが共同開発…豪州に年内投入へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. KYB、パワースポーツ車両向けEPSを米ポラリス社のオフロードビークルに展開
  3. AIDVの開発にもAIを活用、日産がプラットフォームをデモ…AWS Summit Japan 2026
  4. ams OSRAM、CMOSイメージセンサー事業を米インディー・セミコンダクターに売却…AIフォトニクス・ARに集中
  5. ブリヂストンとNXタイロジスティクス、使用済みタイヤの資源循環などで覚書締結
ランキングをもっと見る