【SUPER GT】日産が15年体制発表会を開催…柿元総監督「今年は美しく戦って勝つ」

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今季はチャンピオンナンバー「#1」でシーズンに臨む、ニスモ・チームのGT-R。
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2月28日、日産/ニスモが今季のモータースポーツ活動計画発表会を日産グローバル本社ギャラリー(横浜)にて開催した。参戦選手やチーム監督、陣営首脳らがシーズン開幕に向けての抱負や展望をファンの前で披露している。

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日産/ニスモの2015年のモータースポーツ活動計画に関しては、2月12日の段階でリリース発表済み。この日の発表会は特に新しい発表内容を伴うものではなかったが、いよいよ公式テスト等も開催され開幕ムード高まる3月を直前にして、SUPER GTシリーズを戦う選手たちを中心に新季への前景気をあおる格好のイベントとなった。

過去4年で3回、日産勢がチャンピオンとなっているSUPER GTのGT500クラスは、今季も4台の布陣。連覇を目指すニスモ・チームの松田次生&ロニー・クインタレッリらが「Nissan GT-R NISMO GT500」で全8戦の戦いに挑む。

2015年 日産GT500参戦ラインナップ
#1 松田次生&R.クインタレッリ(NISMO/鈴木豊/MI)
#12 安田裕信&J-P.デ.オリベイラ(IMPUL/星野一義/BS)
#24 L.オルドネス or M.クルム&佐々木大樹(KONDO/近藤真彦/YH)
#46 本山哲&柳田真孝(MOLA/大駅俊臣/MI)
(※カッコ内はチーム/監督名/タイヤ。MI=ミシュラン、BS=ブリヂストン、YH=ヨコハマ。なお、#24はオルドネスが第1~3戦、クルムが第4~8戦に参戦予定)

昨年は松田が自身初、クインタレッリが2年ぶり3度目のドライバーズタイトルを獲得し、ニスモ・チームとしては08年以来のチャンピオン輩出となった。ニスモの鈴木豊監督は「チャンピオンになった昨年が4回の表彰台獲得だったので、連覇するために5回の表彰台フィニッシュを目指していきたいと思います」と語っている。

また、今季も日産系チーム総監督を務める柿元邦彦氏は、過去4年のうち3年でGT-Rがチャンピオンになっている成果と誇りを強調しつつ、「昨年は(新規定初年度ということもあり)バタバタした面もありましたが、今年は美しく戦って、美しく勝ちたいと思います。もちろん油断はありませんし、余裕があるとも思っていませんが、そういう目標でいきたいと思います。今季に向けての開発は極めて順調に進んでいます」との旨を語った。さらに「GT-R同士の争いも激しくなるだろう」とも。今季への手応えは確かなようだ。

ライバルとなるレクサス、ホンダの両陣営はBSタイヤ装着車が多いが、日産は4台で3社のタイヤメーカーと組むという独自性ある陣容。特に今季は、過去4年中3度の王座をともにしたMIを履くのが日産だけという状況でもあり、タイヤ戦争の行く末も日産の連覇には大きく影響してきそう。世界でも稀なタイヤ戦争カテゴリーであるSUPER GT、このあたりもファンにとっては見逃せないファクターとなる。

順風満帆に見えるなか、唯一といっていいかもしれない不安材料は、この日、#12の主戦であるオリベイラが左手に包帯を巻いた姿で登場したこと。誤って転倒した際に親指をついてしまっての骨折らしく、トークショーでのコメント内容から推察すると、開幕戦には間に合いそうだが、開幕前のテストには影響が出そうな雰囲気。ちょっと気になるところではある。

なお、GT300クラスには今季も4台の「Nissan GT-R NISMO GT3」の参戦が予定されている。その筆頭格である#3 NDDP RACING with B-MAX(タイヤはYH)は、星野一樹&高星明誠(たかぼしみつのり)のコンビで今季を戦う。

SUPER GTシリーズは4月4~5日の岡山国際サーキット戦で開幕、今季も全8戦で争われる(うち1戦はタイ大会)。

《遠藤俊幸》

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