北条鉄道、開通100周年で記念切符発売

鉄道 企業動向

北条鉄道が運営する粟生(兵庫県小野市)~北条町(加西市)間13.6kmの北条線は、まもなく開通100周年・経営移管30周年を迎える。同社はこれに伴い記念切符の発売などを行う。

北条線は1915年3月3日、現在の加古川線などを運営していた播州鉄道の路線として開業。戦時中の1943年に国有化されて国鉄北条線となった。赤字ローカル線のため1981年には国鉄線としての廃止が決まったが、第三セクターへの経営移管で存続することになり、1985年4月1日から現在の北条鉄道が運営している。

記念切符は「播州鉄道開業100周年・北条鉄道開業30周年 全駅硬券入場券」と「播州鉄道開業100周年・北条鉄道開業30周年 記念乗車券」の2種類。入場券は全8駅の硬券セットで、限定1000セット発売する。乗車券は北条町~粟生間と粟生~北条町間の2枚セットで820円。こちらも1000セット限定となる。いずれも3月3日9時から北条町駅などで発売する。

このほか、北条線を走る列車に記念ヘッドマークを取り付けて2月から運行している。また、3月3日は記念貸切列車『ひなまつり号』の運行(乗車申込みは締切済み)や記念式典などを実施する予定だ。

《草町義和》

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