2014年のドライブレコーダー販売台数、前年比1.5倍の43万台…GfKジャパン調べ

自動車 ビジネス 国内マーケット
GARMIN GDR45DJ(参考画像)
GARMIN GDR45DJ(参考画像) 全 3 枚 拡大写真

GfKジャパンは、全国のカー用品量販店、家電量販店、インターネットにおける2014年のドライブレコーダー販売動向を発表した。

販売実績からドライブレコーダーの国内販売台数を試算すると、2014年は前年比1.5倍の43万台に達した。市場は年々拡大し、メーカーも新規参入が相次ぎ、2014年の販売メーカー数は前年の1.2倍となる約50社に上った。

市場では衝撃検知機能を搭載したドライブレコーダーの販売が伸長。販売数量構成比は年初は32%だったが年末には60%へ拡大し、2014年通年では43%を占めた。同機能搭載製品の平均価格は1万4800円と、非搭載製品の約1.8倍高く、ドライブレコーダー市場全体の平均価格上昇にも寄与。2014年のドライブレコーダーの税抜き平均価格は前年から約1割上昇し1万1300円となった。

販売実績から推計したドライブレコーダーの国内累計販売台数は100万台程度とみられ、国内の乗用車保有台数(約6000万台)を考えるとその潜在需要は高い。2015年1月のドライブレコーダー販売は数量前年比57%増、金額前年比97%増と市場は拡大が続いている。ドライブレコーダーの国内販売台数は2015年にはポータブルナビのアフターマーケット市場規模を上回ると見込まれており、今後の動向が引き続き注目される。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  2. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  3. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. リトラと決別した「ワイルド・キャット」、3代目ホンダ『プレリュード』【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る