従業員の病欠なら人件費が3倍に マレーシア経営者連盟

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア(イメージ)
マレーシア(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

マレーシア経営者連盟(MEF)のシャムスディン・バルダン専務理事は、従業員が病気になった場合に人件費が3倍になると指摘している。

企業のコストダウンのために従業員の健康管理、病気休暇管理が重要な要素になっている。

賃金や医療費の他に、病気になった従業員の業務をカバーする別の従業員への支払いコストなどが必要になる。法律で認められている病気休暇が多すぎると会社にとってコストがかさむ要因となるという。病気の際には医師が発行するMC(診断書)を用いることになっているが、有給休暇をとるために従業員によって悪用されるケースがしばしば報告されている。

同専務理事は、有給の病欠が多い場合は企業の利益にも影響することから、従業員の賃金や賞与の支払いに影響することは避けられないと指摘。経営者は1955年雇用法で、勤続年数が長い従業員はより多くの病気休暇取得を認められている件に不満を抱いているという。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 直前予想! 日産のフラッグシップSUV『パトロール』にNISMOが登場、日本に来る?
  3. VW『ゴルフGTI』50年の歴史で最強、325馬力の「EDITION 50」発表
  4. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  5. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  6. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
  7. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  8. どれを選ぶ? トヨタ RAV4 新型は3仕様を展開…CORE・ADVENTURE・GRスポーツ
  9. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  10. 復活の『コブラ』販売へ、英ACカーズが米国市場に本格参入
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る