【ジュネーブモーターショー15】メルセデス Cクラス 新型に PHV…欧州名は「C350 e」

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メルセデスベンツ C350 e(ジュネーブモーターショー15)
メルセデスベンツ C350 e(ジュネーブモーターショー15) 全 8 枚 拡大写真

ドイツの高級車メーカー、メルセデスベンツは3月3日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー15において、『C350 e』を初公開した。

同車は1月、デトロイトモーターショー15でワールドプレミアされた新型『Cクラス』のプラグインハイブリッド車(PHV)、『C350 プラグインハイブリッド』の欧州仕様。新たに、電動化パワートレインを意味する「e」を車名に冠し、C350 eとして登場している。

メルセデスベンツの市販PHVとしては、『Sクラス』に次ぐ第二弾。ボディは、セダンとステーションワゴンの2種類が用意された。

PHVパワートレインは、エンジンが2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ。最大出力は211hp、最大トルク35.7kgmを発生する。モーターは、最大出力82hp、最大トルク34.7kgm。システム全体では、279hpのパワーと、61.2kgmのトルクを引き出す。トランスミッションは7速AT の7G-トロニックプラスで、エンジンとモーターの間に配置。動力性能は、0-100km/h加速5.9秒、最高速250km/h(リミッター作動)。

二次電池は、蓄電容量6.2kWhのリチウムイオンバッテリー。EVモードでは、最大31kmをゼロエミッション走行できる。その効果もあり、欧州複合モード燃費47.6km/リットル、CO2排出量48g/km(セダン。ステーションワゴンは49g/km)の優れた環境性能を達成している。

《森脇稔》

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