スズキのインド新車販売、8.7%増…4か月連続で増加 2月

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インド新車市場(乗用車)でトップシェアを誇るスズキのインド子会社、マルチスズキは3月2日、2月のインド新車販売の結果を公表した。輸出を含めた総販売台数は、11万8551台。前年同月比は8.7%増と、4か月連続で前年実績を上回った。

11万8551台の販売台数の内訳は、インド国内が10万7892台。前年同月比は8.2%増と、10か月連続のプラス。輸出は1万0659台で、前年同月比は14%増と、4か月連続で増加する。

車種別では、主力のAセグメントの『アルト』『ワゴンR』『セレリオ』『スイフト』『リッツ』(日本名:『スプラッシュ』)『Aスター』などが、合計で9万0728台を販売。前年同月比は7.2%増と、10か月連続で増加した。

バンセグメントでは、『オムニ』『イーコ』が1万1301台を販売。前年同月比は13.8%増と、10か月連続で増加した。SUVやMPVなどのユーティリティビークルセグメントでは、小型MPVの『エルティガ』を含めて、2月はセグメント合計で5863台を販売。前年同月比は12.1%増と、3か月連続で増加する。

マルチスズキの2013年度(2013年4月から2014年 3月)までの新車販売(輸出を含む)は、115万5041台。前年比は、1.4%のマイナスだった。インドでは2014年5月、モディ新政権が発足。同政権の減税延長などの経済政策を受けて、消費者の新車購入意欲が回復傾向にある。

《森脇稔》

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