【ジュネーブモーターショー15】スズキ iM-4…個性的なフロントフェイスは市販モデルでも

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スズキ iM-4と四輪デザイン部の内山一史チーフデザイナー
スズキ iM-4と四輪デザイン部の内山一史チーフデザイナー 全 8 枚 拡大写真

スズキがジュネーブモーターショー15で発表したコンセプトカー『iM-4』は、同時に発表された『iK-2』に対し、乗車位置を高く設定し、運転のしやすさや取り回しの良さを訴求する車だ。

【画像全8枚】

四輪デザイン部の内山一史チーフデザイナーは、「ガラスエリアを大きくしてしまうと頭が大きくなり安定感が失われてしまうので、ウィンドウの領域を取り過ぎないようにした。しかし、当然頭上空間は必要なので、天井は少し丸めて、そこに空間を生み出している」とその特徴を語る。

また、印象的なのはそのフロントフェイス。「初代『セルボ』や『フロンテクーペ』の大きなグリルの中に丸や四角のヘッドランプがポコポコと2つ収められているデザインを、現代の車で新たに表現した。アイコニックなU字のランプや、グリル中央に走るラインは市販モデルでも踏襲する」(内山氏)という。

取り回しの良さ、親しみやすい個性的なデザインと聞くと、同社の軽自動車『ハスラー』に通ずるものがあると感じるが、iM-4はどのような位置付けになるのだろうか。

「端的にいうと、その仲間になるかもしれないが、ハスラーは分かりやすい楽しさと遊び心を持ったクルマ。こちらはもう少し大人な雰囲気で、例えばシルバー世代の夫婦の方がドライブで山へ行くシーンなども想定しているし、ヨーロッパの石畳にも合うように作った。もちろん若者に大勢でわいわい楽しんでもらうことも可能であり、幅広い年齢層や市場に対応できるモデルだ」(内山氏)。

ホイールは、5つのブロックを円の内側にはめ込み、足回りの力強さをアピール。搭載される4WDシステムやしっかりと地面を掴むイメージを表現している。

発売時期は明らかにされていないが、iM-4をベースにした市販モデルの開発も進められている。内山氏は「カラーはシルバーとホワイトで消して派手ではないが、スズキとしては目立つ2台を出展できたと思う。量産車とかけ離れたティーザーカーを出しても仕方ないと考えているので、どちらも“そのまま出た”と思っていただけるようなものになるだろう」と述べた。

《吉田 瑶子》

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