【ジュネーブモーターショー15】VW ゴルフ トゥーラン 新型に「ブルーモーション」…燃費は22.7km/リットル

自動車 ニューモデル モーターショー
フォルクスワーゲン(ゴルフ) トゥーラン ブルーモーション(ジュネーブモーターショー15)
フォルクスワーゲン(ゴルフ) トゥーラン ブルーモーション(ジュネーブモーターショー15) 全 13 枚 拡大写真

欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンは3月3日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー15において、新型『トゥーラン』(日本名:『ゴルフトゥーラン』)を初公開した。

初代トゥーランは、2003年秋に誕生。『ゴルフ』の車台をベースに開発された3列シートのMPVで、日本市場へは2004年4月、ゴルフトゥーランとして導入された。世界累計販売台数は、190万台に到達しており、ドイツでは、ベストセラーMPVの座にある。

3世代目となる新型の車台には、フォルクスワーゲングループの新世代モジュラー車台、「MQB」を採用。MQBのMPVへの導入は、新型トゥーランが初となる。ボディサイズは、現行比で大型化しながら、車両重量は最大で62kg軽量化。室内空間も拡大させた。

欧州仕様のエンジンは、ガソリン3とディーゼル3の合計6ユニット。全車に、アイドリングストップとブレーキエネルギー回生システムを装備。先代比で、最大19%の燃費向上を果たす。

中でも、ターボディーゼル「TDI」の「ブルーモーション」は、燃費改善に効果的なフリクションロスの低減や、低転がり抵抗タイヤの採用、エアロダイナミクス性能の向上などの変更を実施。欧州複合モード燃費22.7km/リットル、CO2排出量115g/kmの優れた環境性能を実現している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 「日本版より洒落てる」2026年モデルの米国版トヨタ『カローラ』発表に、日本のファンも注目
  3. ホンダ『プレリュード』新型、インドネシアでは「オールブラック」なプロトタイプを初公開
  4. 中国マイクロEV『小馬』10万台を販売した「かわいいペット」戦略
  5. 快進撃のヤマハ、次は「親しみやすいスーパースポーツ」で勝負!?「鈴鹿8耐2025」注目の1台
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る