【ジュネーブモーターショー15】フェラーリ 488 GTB、ダウンサイズターボ第2弾の新パワートレイン

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フェラーリ 488 GTB(ジュネーブモーターショー15)
フェラーリ 488 GTB(ジュネーブモーターショー15) 全 15 枚 拡大写真

イタリアのスーパーカーメーカー、フェラーリは3月3日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー15において、『488 GTB』をワールドプレミアした。

488 GTBは、『458イタリア』の大幅改良モデル。そのハイライトは、新開発のダウンサイジングエンジン。フェラーリは2014年春、『カリフォルニアT』を日本市場に導入。フェラーリとしては1987年発表の『F40』以来、27年ぶりのターボエンジン搭載車となった。

ジュネーブモーターショー15で初公開された488 GTBは、このカリフォルニアTに続いて、フェラーリのダウンサイジングターボ採用の第2弾となる。

488 GTBのミッドシップに搭載されるのは、新開発の3902cc V型8気筒ガソリンターボエンジン。排気量は458イタリアの4.5リットルV8自然吸気ユニットと比較して、およそ600ccダウンサイジングした。また、カリフォルニアTの3885ccに対しては、排気量がわずかに大きい。

488 GTBのスペックは、最大出力670ps/8000rpm、最大トルク77.5kgm/3000rpm。458イタリアの4.5 リットル(最大出力570ps、最大トルク55kgm)比で、排気量を縮小しながら、パワーは100ps、トルクは22.5kgmも上回った。

トランスミッションは7速デュアルクラッチ「F1」。乾燥重量は1370kg。488 GTBは、0‐100km/h加速3秒、最高速330km/h以上の世界屈指のパフォーマンスを実現。これは、458イタリアの0‐100km/h加速3.4秒、最高速325km/hを凌駕している。

《森脇稔》

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