【ジュネーブモーターショー15】BMW 1シリーズ に改良新型…クラス唯一の後輪駆動は健在

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BMW 1シリーズ 改良新型(ジュネーブモーターショー15)
BMW 1シリーズ 改良新型(ジュネーブモーターショー15) 全 11 枚 拡大写真

ドイツの高級車メーカー、BMWは3月3日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー15において、改良新型『1シリーズ』を初公開した。

1シリーズは、BMWにとって、『3シリーズ』や『5シリーズ』と並ぶ主力車種。2004年の初代発売以来、世界累計販売台数はおよそ200万台に到達。現在、BMWの全販売台数の10%を、1シリーズが占めている。

現行1シリーズは2世代目。2011年9月、フランクフルトモーターショー11で発表された。今回、欧州で初公開された改良新型1シリーズは、現行型のデビューから3年半が経過して、初の大幅改良が施されたモデル。ボディは引き続き、3ドアと5ドアを設定する。

外観は、フロントを中心に変更。ヘッドライト、バンパー、グリルのデザインを一新し、『2シリーズ』を思わせるスポーティな表情に変身した。LEDデイタイムランニングライトも組み込む。リアは、テールランプが、リアゲートにまで回り込んだL字型の新デザイン。バンパーも新しい。室内は、ダッシュボードのセンターコンソールのデザインを見直し、オーディオや空調の操作性を向上。シートの素材も変更を受けた。

BMWがアピールするのは、競合車に対する運動性能の高さ。ジュネーブモーターショー15のプレスカンファレンスには、BMWグループのKlaus Frohlich研究開発担当取締役が登壇。「1シリーズは、プレミアムコンパクトセグメントで唯一、後輪駆動が基本。前後重量配分も50対50。これこそ、シアー・ドライビング・プレジャー(純粋な運転の喜び)だ」と語っている。

《森脇稔》

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