NASA小惑星探査機ドーン、ケレスの周回軌道に乗る

宇宙 科学
三日月の形をしたケレス
三日月の形をしたケレス 全 4 枚 拡大写真

アメリカ航空宇宙局(NASA)は3月6日、小惑星探査機ドーンが同日7時39分(米東部標準時)、準惑星ケレスの周回軌道に乗ったと発表した。ケレスの軌道に乗った探査機はドーンが初めて。

ドーン・ミッションを管理するNASAジェット推進研究所(カリフォルニア州パサデナ)は同日8時36分、ドーンからデータを受信し、探査機の順調な飛行を確認した。2007年9月に打ち上げられたドーンは1日、三日月の形をしたケレスを約4万8千キロ離れた地点で撮影している。

ドーン・ミッションの主任研究者であるクリス・ラッセル氏(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)は「我々の気持ちは高ぶっている」と述べ、「今後1年半にかけて、やるべきことは多いが、豊富な研究の蓄積と科学的意義を得るためのしっかりとした計画を持って任務に当たっている」と決意を示した。

《日下部みずき》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  2. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  3. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. 「盤石シャシー」に「戦甲車体」採用、ワイルドすぎるオフロードSUVが1時間で9700台受注の人気に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る