【ホンダ レジェンド 新型発売】レジェンドのV6エンジンはなぜ“SOHC”なのか

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本田技研工業が2月20日に発売した新型『レジェンド』。パワートレインには、3.5リットルV型6気筒エンジンが採用されている。クルマでV6エンジンといえば、高性能ユニットに分類され「DOHC」方式が一般的と言える。しかし新型レジェンドのV6エンジンは「SOHC」だ。その真意とは。

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先代(4代目レジェンド)に引き続き、新型レジェンドのエンジン開発を担当した瀧田正文氏は「DOHCに対してSOHCが劣っている訳ではない。強いて言えば、DOHCの方が高回転型に向いている」と語る。SOHCの場合は、ひとつのカムで吸・排気バルブを駆動するため、ロッカーアームが必要。その作動の精度や振動が問題となってくるが、それは主に高回転状態での話だ。

瀧田氏は「例えば、あと1000rpmほどレブリミットをのばせと言われていたら、レジェンドでもDOHC化を考えたかもしれない。しかしレジェンドの使途を考えれば、常用域のエンジン回転数が低いためSOHCで問題ない。VTECの技術を使い、加えて直噴化で燃焼効率を改善し、性能を向上させているので、他社のV6エンジンに引けを取らない性能を出せている」と続けた。

では、新型レジェンドがSOHC方式を採用した最大のメリットは何か。それはエンジン自体のサイズにある。瀧田氏によれば「SOHCの方がコンパクトに作れる。DOHCはカムが2本必要になるためエンジンのヘッド周りが大きくならざるを得ない」とのこと。

続けて「新型レジェンドでは3モーター式ハイブリッドを採用しているため、パワーのアシストもある。エンジンに求められたのは“コンパクトかつ高性能”という点だった」と語った。

《阿部哲也》

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