【ジュネーブモーターショー15】ヒュンダイ、ツーソン 新型初公開…欧州最重要車に位置付け

自動車 ニューモデル 新型車
新型 ヒュンダイ ツーソン(ジュネーブモーターショー15)
新型 ヒュンダイ ツーソン(ジュネーブモーターショー15) 全 10 枚 拡大写真

韓国ヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)は3月3日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー15において、新型『ツーソン』を初公開した。

ツーソンは、ヒュンダイのグローバル小型SUV。初代モデルは2004年に登場。2代目の現行型は2009年8月、韓国で新型『ツーソンix』として発表。同年9月のフランクフルトモーターショー09では、その欧州仕様の『ix35』を初公開した。

ジュネーブモーターショー15で初公開された新型は、3世代目モデル。新型ツーソンは、大胆でがっしりとしたデザインを採用し、個性的なSUVを表現。インテリアは、上品さと人間工学を両立しつつ、効率的パッケージのおかげで広大な室内を実現した。コネクティビティも追求。アクティブ、パッシブ両面で、安全性も引き上げられた。

欧州仕様のエンジンは、ガソリン2、ディーゼル3の合計3ユニット。最大出力は115psから184psまで。欧州向けの新型ツーソンは、全てチェコ工場で生産される。

ジュネーブモーターショー15のプレスカンファレンスでは、新型ツーソンの欧州での役割を強調。同社によると、新型ツーソンは欧州事業の最重要車種に位置付けるという。それは2014年、同社の欧州販売の22%を、このCセグメントSUVが占めたため。

ヒュンダイモーターヨーロッパのJochen Sengpiehl副社長は、「ヒュンダイは欧州で、ブランドに大きな吸引力を備えている。新型ツーソンが、ブランドの認知度を変えるだろう」と自信を示している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  2. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  5. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
ランキングをもっと見る