【ジュネーブモーターショー15】ルノー 初のCセグSUV、カジャール…クラス最高燃費の26.3km/リットル

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ルノー カジャール(ジュネーブモーターショー15)
ルノー カジャール(ジュネーブモーターショー15) 全 13 枚 拡大写真

フランスの自動車大手、ルノーは3月3日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー15において、新型車の『カジャール』(KADJAR)を初公開した。

カジャールは、ルノーブランド初のCセグメント・クロスオーバー車。ルノーはすでに、Bセグメントに属するクロスオーバー車として、『キャプチャー』を用意。カジャールは、キャプチャーの兄貴分のクロスオーバー車となる。

車台は、ルノー日産アライアンスの「CMF」と呼ばれるプラットホームがベース。欧州向けは、スペイン工場で生産される予定。ルノーにとって、初の中国現地生産車として、組み立てられる計画もある。

カジャールのボディサイズは、全長が4450mm、全幅が1840mm、全高が1600mm。最低地上高は190mm。フロントマスクは、最新のルノーのデザイン言語を表現。LEDヘッドライトが組み込まれる。駆動方式は、4WDと2WDを設定。

ジュネーブモーターショーのプレスカンファレンスでは、ルノーはカジャールのエンジンラインナップを発表。欧州では、ディーゼル2、ガソリン1の3ユニットを設定する。

中でも、ターボディーゼルの「dCi」の1.5リットル版は、最大出力110hpを発生。フリクションの低減に取り組んだ結果、欧州複合モード燃費26.3km/リットル、CO2排出量99g/kmの環境性能を実現した。ルノーは、「クラスベスト」と、その環境性能に自信を見せている。

《森脇稔》

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