メルセデス 世界販売、14.5%増の13万台…Cクラス 新型は66%増  2月

自動車 ビジネス 海外マーケット
新型メルセデスベンツ Cクラス
新型メルセデスベンツ Cクラス 全 7 枚 拡大写真

ドイツ自動車大手のダイムラーは3月6日、メルセデスベンツ乗用車(スマートを含む)の2月世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は、2月としては過去最高の12万8573台。前年同月比は14.5%増と、24か月連続で前年実績を上回った。

ブランド別では、メルセデスベンツが12万0270台を販売。前年同月比は14.6%増と、24か月連続の前年超え。スマートは8303台を売り上げ、前年同月比は12.7%増。3か月連続で前年実績を上回る。

市場別では、欧州が5万0550台を販売。前年同月比は17.1%増と、14か月連続のプラス。このうち、地元ドイツは5.8%増の1万7494台と、6か月連続で前年実績を上回る。中国(香港を含む)は、1万9979台。前年同月比は13.6%増で、24か月連続で前年実績を上回った。

また、米国は2万3616台を販売し、前年同月比は4.5%増と、4か月連続の前年実績超え。日本は5240台を売り上げ、前年同月比は3.6%増と、8か月連続で増加。

メルセデスベンツブランドの2月実績では、新型『Aクラス』が、『Bクラス』、『CLAクラス』、『GLAクラス』と合計で、3万5159台を販売。前年同月に対して、24.6%もの伸びを示す。新型『Cクラス』も2月、66.6%増と、好調な立ち上がりが続く。

また、『Sクラス』も1‐2月で1万5024台を販売し、前年同期比は4.2%増と伸びる。『Mクラス』や『GLKクラス』などのSUVは2月、前年同月比31.1%増と、引き続き大きく伸びる。

メルセデスベンツ乗用車の2014年世界販売は、前年比11.4%増の173万9854台と過去最高。2015年1‐2月は、前年同期比14.5%増の26万2895台だった。ダイムラーのメルセデスベンツ乗用車部門の営業担当、オーラ・ケレニウス取締役は、「1‐2月、CクラスとSUV、コンパクトカーが、過去最高の販売を達成した」と語っている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  4. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  5. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る