【ジュネーブモーターショー15】オペル コルサ 新型に「OPC」…日常性能とサーキット性能を両立

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新型オペル コルサ OPC(ジュネーブモーターショー15)
新型オペル コルサ OPC(ジュネーブモーターショー15) 全 11 枚 拡大写真

米国の自動車最大手、GMの欧州部門のオペルは3月3日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー15において、新型『コルサOPC』を初公開した。

新型コルサOPCは、オペルの主力コンパクトカー、『コルサ』の新型をベースに開発された高性能グレード。OPCとは、「オペル・パフォーマンス・センター」の意味。オペル『アストラ』など、一部オペル車の高性能グレードとして、設定されてきた。

新型コルサのOPCでは、パワートレインに1.6リットル直列4気筒ガソリン「エコテック」ターボを採用。最大出力207hp、最大トルク25kgmを発生する。オーバーブーストモードでは、最大トルクは28.6kgmに引き上げられる。動力性能は、0‐100km/h加速6.8秒、最高速230km/h。欧州複合モード燃費は13.3km/hリットル、CO2排出量は174g/kmと、環境性能も良好。

内外装は、高性能グレードらしい専用仕立て。足回りには、車高を10mm低めたスポーティシャシーをはじめ、KONI製のダンパー、308mmの大径ブレーキ、ミシュラン製215/45R17タイヤなどで強化された。

ジュネーブモーターショー15のプレスカンファレンスでは、オペルは新型コルサOPCのオールマイティさをアピール。「混雑した都市部で毎日使える取り回しの良さと、ニュルブルクリンク北コースにも適したパフォーマンスを両立した」と強調した。

オペルグループのカールトーマス・ノイマンCEOは、「新型コルサOPCは、レーシーなOPCの運転する楽しさを、手頃な価格で提供する」と語っている。

《森脇稔》

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