フォードの中型クロスオーバー、エッジ 新型…カナダ工場で生産開始

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カナダ工場で生産が開始された新型フォードエッジ
カナダ工場で生産が開始された新型フォードエッジ 全 1 枚 拡大写真

米国の自動車大手、フォードモーターは2月26日、新型フォード『エッジ』の生産を、カナダ・オンタリオ州オークビル工場で開始した。

『エッジ』は、フォードブランドの中型クロスオーバー車。2006年1月、デトロイトモーターショー06でデビューした。米国では、フォードのSUVの主力車種のひとつ。2代目となる新型エッジは2014年6月、米国で発表された。

新型エッジは、滑らかかつ力強いデザインを採用。インテリアは、クラス基準を上回るプレミアムな素材やクラフトマンシップを導入し、高品質な仕上がりを追求した。米国仕様のパワートレインは、ガソリンエンジン3種類。中でも、『エクスプローラー』同様、直噴2.0リットル直列4気筒ターボ「エコブースト」を搭載する。最大出力は245ps、最大トルクは37.3kgm。パフォーマンスとダウンサイジングユニットならではの環境性能を両立させている。

数々の先進技術も装備。その代表的なものに、アダプティブ・ステアリングがある。これは、新世代のステアリング技術で、ステアリングの内部に、モーターとギアで構成されるアクチュエータを内蔵。ステアリングの動きを電気信号化し、アクチュエータを動かして操舵を行うステアリング・バイ・ワイヤ技術。アダプティブ・ステアリングは、低速域や高速域といった速度域に応じて、最適な操舵を行える。

今回、フォードモーターは、新型エッジの生産を、カナダ・オンタリオ州オークビル工場で開始。同工場製の新型エッジが、世界100以上の国に向けて輸出される。フォードモーターは新型の生産準備として、同工場に7億ドルを投資。400名の新規雇用も創出している。

《森脇稔》

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