【Can-Am Spyder F3/-S 発表】乗車スタイルをカスタマイズ、世界初の「UFIT システム」

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【Can-Am Spyder F3/-S 発表】乗車スタイルをカスタマイズ、世界初の「UFIT システム」
【Can-Am Spyder F3/-S 発表】乗車スタイルをカスタマイズ、世界初の「UFIT システム」 全 17 枚 拡大写真

3月10日、都内で行われた『Can-Am Spyder F3/-S』の新製品発表会。BRP社 Can-Am Spyder のセールスマネージャー、フランソア・トレンブレイ氏は、新型車の詳細を明らかにした。

まず、前二輪、後一輪から成る「Y アーキテクチャー」が特徴の車体に積まれるパワーユニットは、ロータックス製の1330cc直列3気筒高トルクエンジン。

ダブルAアームフロントサスペンションジオメトリで、その精密な制御性と自動的なダイナミクスを楽しむことができ、標準装備のアンチロールバーにより、最高のコーナリングと同時に滑らかで安定したライディングを実現。

ダイナミックパワーステアリング(DPS)は電子制御され、ライダーの操舵に様々なレベルの補助を与える。

このシステムは速度変化に追従し、さらに操舵角と加速度も織り込んでいるため、どのような状況やスピードでも常時ライダーに快適さと制御性をもたらす。

注目は世界初の「UFIT システム」で、これはライダーが身長に合わせてペグ(フットレスト)の位置(5段階)を調整し、さらに好みのライディングスタイルに合わせてハンドルバー(ストックバーを含めて4種類)を選ぶことで、自分にぴったりのライディングをカスタマイズできるシステム。乗り手の体格を問うことを解消している。

ラインナップは、ベーシックとなる「Can-Am Spyder F3」(マニュアル6速:税込み199万8000円)のほか、「Can-Am Spyder F3-S」(マニュアル6速:税込み215万7840円/セミオートマ6速:税込み232万2000円)が選べる。

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

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