米トヨタ、カムリ や RAV4 など11万台リコール…電動パワステに不具合

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トヨタ カムリ 米国仕様の2015年モデル
トヨタ カムリ 米国仕様の2015年モデル 全 2 枚 拡大写真

トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売は3月11日、『カムリ』など3車種を、リコール(回収・無償修理)すると発表した。

今回のリコールは、電動パワーステアリングの不具合によるもの。米国トヨタ販売によると、製造段階で電動パワーステアリングの回路基板が損傷した可能性があり、電動パワーアシストが失われる可能性があるという。

この状態で走行を続けると、とくに低速域で操舵力が重くなり、最悪の場合、事故につながる恐れがあるしている。

リコールの対象となるのは、2015年モデルのカムリ(ハイブリッド含む)、『ハイラインダー』(ハイブリッド含む)、『RAV4』の3車種。米国で販売されたおよそ11万台が、リコールに該当する。

米国トヨタ販売は、対象車を保有する顧客に連絡。販売店で、パワーステアリングの制御ユニット交換するリコール作業を行う。なお、米国トヨタ販売は、「この不具合による事故や死傷者の報告は受けていない」とコメントしている。

《森脇稔》

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