ロシア新車販売、37.9%減の13万台…日産は45%減 2月

自動車 ビジネス 海外マーケット
新型日産 アルメーラ
新型日産 アルメーラ 全 6 枚 拡大写真

欧州ビジネス評議会(AEB)は3月10日、2月のロシアにおける新車販売の結果を公表した。商用車を含めた総販売台数は、12万8298台。前年同月比は37.9%減と、2か月連続で前年実績を下回った。

ブランド別トップは引き続き、ロシア自動車大手、アフトワズの乗用車ブランド「ラーダ」。2月は2万3639台にとどまり、前年同月比は23%減と、4か月連続で前年実績を下回った。販売の主力は『Granta』で、前年同月比6.2%減の1万0583台と、2か月連続で減少。

韓国のヒュンダイは2位を維持。その販売台数は1万3233台で、前年同月比は5%減と、4か月ぶりに前年実績を下回った。小型セダンの『ソラリス』(海外名:『アクセント』)が、前年同月比7.6%減の8001台と、5か月ぶりに減少した。

3位は、引き続きヒュンダイ傘下のキア。2月は1万2563台を売り上げ、前年同月比は6%減と、4か月ぶりに減少した。コンパクトカーの新型『リオ』が、前年同月比3.1%増の6059台と、2か月ぶりに増加。

4位は日産で変わらず。2月は9447台にとどまり、前年同月比は45%減と、2か月連続の前年実績割れ。新型『アルメーラ』が、前年同月比45%減の2464台と、2か月連続のマイナス。

5位は引き続きルノー。2月実績は、前年同月比46%減の9100台と、2か月連続で減少。『ダスター』が、前年同月比60.9%減の2951台と、9か月連続のマイナス。『ロガン』も9.6%減の3424台と、マイナスに転じた。

トヨタは6位を維持。2月は7143台を販売。前年同月比は40%減と、2か月連続で前年実績を下回った。『RAV4』が45.7%減の1378台と、2か月連続で減少。『カムリ』は5.3%減の2718台と、マイナスに転じる。

7位は、引き続きフォルクスワーゲン。2月は5804台にとどまり、前年同月比は49%減と、2か月連続で前年実績を下回った。主力の『ポロ』が2603台を売り上げたものの、前年同月比は49%減と、11か月連続で前年実績を下回っている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る