トヨタ RAV4 EV、米国でリコール…モーターに不具合
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RAV4 EVは、先代『RAV4』(日本では現行型)をベースに開発されたEV。米国市場で販売されている。
今回のリコールは、駆動モーターの不具合によるもの。米国トヨタ販売によると、駆動モーターシステムのソフトウェアに不具合がある可能性があり、ギアが突然、ニュートラルになる恐れがあるという。
走行中にギアがニュートラル状態になると、駆動力が失われ、最悪の場合、事故のリスクが増すとしている。
リコールの対象となるのは、2012-2014年モデル。米国で販売されたおよそ2500台が、リコールに該当する。
米国トヨタ販売は、対象車を保有する顧客に連絡。販売店で駆動モーターシステムの改修するリコール作業を行う。なお、米国トヨタ販売は、「この不具合による事故や死傷者の報告は受けていない」と説明している。
《森脇稔》