飲食店など事業所の深夜営業禁止条例、コタバルで導入へ

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア(イメージ)
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クランタン州のコタバル地区政府は、来月よりフットサルを含む全ての事業所の深夜営業を禁止する条例を導入する。

コタバル地区政府によると、レストランや屋台において不道徳な行為を取り締まる事を目的としている。深夜まで営業を行う事で特に若い世代のドラッグ関係の問題などが起こると懸念が出ているという。コタバル地区政府は事業所主に通知を送付する。深夜営業を行いたい事業主は申請する必要がある。

レストラン経営者などからは、受け入れられないという反対意見や、条例には賛成するが時間の余裕を事業主に与えるべきとの声が出ている。

コタバルでは、イスラム教徒による金曜日の礼拝を奨励するため、1月14日からすべての買い物施設やレストランなどの事業所の営業を2時間中断する条例が制定されている。トレンガヌ州においてもショッピングモールなどの買い物施設を1月2日より2時間営業を停止しており、イスラム教徒の礼拝を推奨する動きが広まっている。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、3月18日)

広瀬やよい

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