島津製作所、米国の民間航空機エンジン向け新工場が竣工

航空 企業動向
米国の民間航空機ビジネスの新工場が完成
米国の民間航空機ビジネスの新工場が完成 全 1 枚 拡大写真

島津製作所は、米国完全子会社のシマヅ・プレシジョン・インスツルメンツ(SPI)が米国カリフォルニア州ロングビーチのダグラス・パーク内で建設を進めていた民間航空機ビジネス向け新工場建屋が完成したと発表した。

今後、カリフォルニア州トーランスの工場とSPI本社は、民間航空機ビジネス拡大のため、延床面積を倍増した新工場へ移転する。稼動開始は今年6月の予定で、SIP本社は4月にも移転する。

トーランスの工場では、組立・試験・修理事業を展開していたが、新工場では、これらの機能に加え、部品加工・表面処理の能力を追加、製造工場としての機能を強化する。エンジン・アクセサリ・ギアボックス、操縦系統/降着装置/貨物扉アクチュエータなどを製造する。

修理職場の面積は従来比2倍以上で、取り扱い品目も増やす計画。投資額は約12億円。

ボーイングやハネウェルなどの米国の顧客を中心に、世界各国の航空会社へ高いサービスの提供を目指す。

島津製作所の航空機器事業部は、本社の航空機器工場とSPIの新工場で、グループ全体として最適な製造戦略を推進、製品開発のスピードアップ、コスト削減、為替リスクの回避などを進め、高品質で価格競争力のある製品やサービスを提供していく。

《レスポンス編集部》

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