経済産業省、トヨタ自動車を世界水準の水素容器製造事業者として認定

自動車 社会 行政
トヨタ MIRAI(ミライ)
トヨタ MIRAI(ミライ) 全 1 枚 拡大写真

経済産業省は3月23日付けで、トヨタ自動車を、高圧ガス保安法に基づき「水素及び燃料電池に関する世界技術規則(gtr)」に対応する容器等製造業者として登録したと発表した。

今回の登録で、同社は世界技術規則に対応する容器について、高圧ガス保安法に基づく容器検査や刻印などを自社で実施し、市場投入できるようになる。同社の水素・燃料電池自動車の生産の効率化が図れる。

経産省では、水素・燃料電池自動車、水素スタンドの本格的な普及に向け、安全性の確保を前提に、高圧ガス保安法の技術基準を緩和している。

「水素及び燃料電池の自動車に関する世界技術規則」を国内法令に取り込むため、高圧ガス保安法に基づく容器保安規則、器保安規則に基づき表示などの細目、容器再検査の方法などを定める告示を、2014年5月30日付けで改正した。

トヨタは、世界技術規則に対応する国際圧縮水素自動車燃料装置用容器に関して、国内で初めて、高圧ガス保安法に基づく容器等製造事業者の登録を、経済産業省中部近畿産業保安監督部に申請した。3月23日付けで同社を経済産業大臣名により容器等製造業者として登録された。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『プリウスPHEV』、黒が冴える「ナイトシェード」設定
  2. ホンダ株主総会で三部社長「完全否定ではない」日産との経営統合に“未練”[新聞ウォッチ]
  3. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る