運休中の留萌本線留萌~増毛間、3月25日からタクシー代行

鉄道 企業動向

JR北海道は3月24日、運休が長期化している留萌本線留萌(留萌市)~増毛(増毛町)間16.7kmで、タクシーによる代行輸送を実施すると発表した。

今冬の北海道は、2月に入ってから暖冬傾向が続き、例年より雪解けの時期が早まっていた。線路の脇に斜面が迫る留萌~増毛間は、雪崩や土砂崩壊の危険性が懸念されたため、2月23日から終日運休の状態が続いている。並行して路線バスが運行されているが、JR北海道による代行輸送はこれまで行われていなかった。

代行タクシーは3月25日から当面の間、路線バスが運行されていない時間帯を中心に、留萌発増毛行きの1本と増毛発留萌行きの2本を運行。時刻は留萌発が14時21分、増毛発が12時45分と17時33分になる。深川発13時23分の増毛行き普通列車と、増毛発12時54分・17時47分の深川行き普通列車の留萌~増毛間に対応した時刻で運行されるが、増毛発の時刻は9~14分繰り上がる。

JR北海道は、「融雪が進み雪崩及び斜面の土砂崩壊の恐れがなくなり、線路点検等を行った後」に列車の運転を再開するとしているが、具体的な再開日は決まっていない。この運休により、平日は1日あたりで上下計約40人に影響が出ているという。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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