【ジュネーブモーターショー15】BMW の PHV スポーツ i8 が小改良…装備充実

自動車 ニューモデル モーターショー
BMW i8 の小改良モデル(ジュネーブモーターショー15)
BMW i8 の小改良モデル(ジュネーブモーターショー15) 全 3 枚 拡大写真
ドイツの高級車メーカー、BMWグループの「i」ブランドは3月3日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー15において、『i8』の小改良モデルを発表した。

i8は、「i」の市販車第二弾のPHVスポーツカー。PHVシステムは、前輪をモーター、後輪をエンジンで駆動。リアにレイアウトされるエンジンは、1.5リットル直列3気筒ガソリンターボ。最大出力231ps、最大トルク32.6kgmを発生する。

フロントに置かれるモーターは、最大出力131ps、最大トルク25.5kgm。モーターとエンジンを合わせたトータルでは、最大出力362ps、最大トルク58.1kgm。このおかげで、0-100km/h加速は4.4秒、最高速は250km/h(リミッター作動)のパフォーマンスを達成する。二次電池は、畜電容量5kWhリチウムイオンバッテリーで、モーター単独で最大37km、最高速120km/hでEV走行できる。

i8はEVモードの効果もあって、欧州複合モード燃費47.6km/リットル、CO2排出量49g/kmと、優れた環境性能を実現。日本国内では、2014年夏に発売され、価格は1917万円。

ジュネーブモーターショー15では、i8の小改良モデルを発表。発売から間もないため、PHVパワートレインなど、メカニズム面に変更はない。「ピュア・インパルス・エクスペリエンス」と呼ばれるプログラムを標準化。インテリアのオプションも、充実させている。

《森脇稔》

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